黙劇プレゼンツ

ちょっぴりをたっぷり。

   気がついてみると、音はいつでも聴こえている。道路を走る車の音、風の音、となりの家の雑音、テレビの音、ラジオの音、音楽の音。

   最近心に余裕がないのか、音楽を聴いていると「うるさいなあ」と思ってイヤホンを耳から取ってしまうことがある。聴いている曲が嫌になったとか、そういうことではないのだけど、「聴きたくない」というときもあるらしい。

   人は無音の空間に置かれると、気が狂うそう。確かに無音は気持ちが悪い。どこにいるのかが全くわからなくなるよね。

   「聴きたくない」ときはどういう気持ちなんだろう。よくわからない。脳の処理能力が追い付いてないのかもしれない。

  そういえば、ヨルタモリ桃井かおりの回で、タモリが「年をとってくると、ひとつのことしかできなくなる」と言っていた。もしかしたら私もなにかをしながら音楽を聴くのができなくなってきたのかもしれない。老い…?なのか…?20代中盤なのだが…(白目)

   ひとつのことしかできなくなっても、その分ひとつのことに集中できるということなのでは?と思ってみたり。

   最近、集中、できてないなー。

   なにかをしながら聴くのではなくて、聴くことに集中してみようとおもいました。