黙劇プレゼンツ

ちょっぴりをたっぷり。

   塩とコショウでまぶしたステーキ肉を焼く。そうすると美味しい臭いがする。中まで火が通ったことを確認して、お皿に移す。バターをのせて、さあ食べる。

   肉を切って食べているときの満足感はすごい。満腹もしながら満足もできる。

   普段の食生活で、糖質と脂質はたくさん取れるけれど、案外、たんぱく質は取ってないのではなかろうか。考えてるよりも。

   栄養面での満足。

   そして肉を噛んで噛んで噛んで、筋のところなんかは噛みきれなくて、口の中にずっといる。噛むなかで柔らかくなって飲み込む。こういう食事の基本的な、噛む・飲み込む大切さを思い出した。ラーメンとかパン、ごはんなんかはあんまり噛まないで食べちゃうのは、たぶん良くないんだよね。気を付けます…。

    それからなんだか、血のしたたる肉を食べてると、ああ、私も動物なんだなあって感じた。いまでこそウィダーインゼリーとかプロテインとかある世の中で、食事が簡素化していっている。それでもやっぱり人間とて動物だ。食べれる動物の血肉はおいしい。

   食べて生きていくことは、何かをぶっ殺してるんだなあ。

   うーん、弱肉強食ってやつ?