黙劇プレゼンツ

ちょっぴりをたっぷり。

ビジョンを持っていること

 ビジョンを持ってる人って、それだけで魅力的だ。

 ビジョンを持っているということは、それにむけて何をすべきなのかわかっているし、行動も早い。迷うことがない。話していても、「わたしはこうしたいので」という結論を持っていて、強い気がする。圧倒される。

 ビジョンを持っていないと、行動があやふやになって、言動も自分が正しいのか否か、迷いっぱなしだし、なにより相手の顔色を伺ってしまう。

 今日、飲み会の席で、わたしはお酒に酔った勢いもあって、みずからを「わたしは編集者として仕事をしているんです」と言った。いつまでもぐずぐずとしているのは嫌だったし、今一番近い仕事が編集だったから、そう言った。私は編集者なのである。その自己定義に今迷いはない。ただ、これが一生というつもりではないから、転機があれば変わるかもしれない。だけど、今は編集者でいたい。そんな気持ちをもって話しをした。

 編集者として必要なのは、よく、「知性」と「コネ」と言われる。現在、両方ないのが、私の現状だけれど、これから「知性」をつけようと思えば、ちょっとはつくと思うし、「コネ」だって体当たりしてから考えたいと思っている。

 要するに、いや要してないのだけれど、ビジョンを一つでもつくることで、また自分を無理やり定義することによって、それになることは十分可能なんだと思っている。安直かもしれないけれど、この楽観を私は自身に許している。

 なんかぐずぐずしているときって、自分のビジョンがなくなっているときのような気がする。

 みなさんのビジョンはどう?