黙劇プレゼンツ

ちょっぴりをたっぷり。

休職から半月、振り返る。

 

軽度うつってことで休職して、半月経った。

早いのか遅いのかよくわからないのが正直なところで、

ほぼ寝ていたり、ネットサーフィンをして時間を過ごしている。

曜日感覚も、だんだん取り戻しつつある。

振り返りもかねて、いろんなフェーズがあったので振り返ってみようと思う。

 

 

フェーズ①:考えず、寝る。

・仕事の罪悪感が抜けなかった

・メールを見てしまった

・頭が依然としてボーッとした

・会社の人から仕事の連絡がくるのに怯えた

心療内科でアドバイス:何も考えないで と言われた

 

フェーズ①では、もう頭から仕事をひっぺがすための前段階だと思う。

仕事のことを考えてイライラしたり、申し訳ない気持ちになったりして、

ああ、といった具合。もちろんもう頭は回るはずもないのに、

まだ動かそうとしていた自分がいる。

まだ、エンジンが切れていない感じだったが、

心療内科でのアドバイス:何も考えないで 

ということで、何もモチベーションがないボロボロの状態の中、

とにかく脳みそを止めてみることにチャレンジする。

時間軸など無く、とにかくよくわからなくなったら、寝る。ひたすら寝た。

 

フェーズ②:考えず、食べる。

・考えない方法を探してみた

・温泉に行った

・ご飯を食べるようにした

・映画を見た

 

フェーズ②は、考えないことを実践する段階で、

ぼんやりしながらも体は少し動いたので、時間を潰すことを考えた。

それに、食べた。

温泉に行って蕎麦とマグロ丼を食べたときは、救われた気がした。

映画館でポテトとコーラを無理やり買って、見ながら食べた。

ジャンクなものばかりだったけれど、全然食べられなかったので、

糖質だろうが脂質だろうが、体にモノが入って消化されることが、嬉しかった。

これで動ける、というような生物としての安心感があった。

満腹ってうれしいよね。

頭と体が、やっと近づいてくる感じがした。

 

 

フェーズ③:焦り、そしてまだ決めないこと。

・休職したあと自分はどうなるんだろうか不安になった

・職場がどういう状況か気になった

・復職したらどうするか、考えようとした(もとの職場か配置転換か)

産業医とカウンセリングをし、休職中はまだ決めなくていいと示された

・体を中心に考えていこうと思った

 

このフェーズはけっこう不安に陥るフェーズだった。

頭と体が少しは動くようになって、どう働いていこうか、悩んだ。

これまでやってきた自分の仕事の評価をしてくれている人もいるし、

仕事をぶん投げて休職に入ったので戻ってきてほしいと思う人もいるだろうし、

それでも戻りたくないという気持ちもあり、

そういう心配のようなものが渦巻いていた。

元気になってきた証拠なんだろうけど。

現実的に定時に出社できるような睡眠リズムではない、と産業医にバッサリ言われた。

やっと頭と体が休めてきて、

あとは生活リズムを整えるのみ、といった希望が生まれてきた。

復職にむけてというより、じぶんの体のためにという意味で。

 

フェーズ④:掃除をする。記録・計画する。

・掃除をした

・睡眠の記録を取り始めた

・ガタガタの睡眠をコントロールしようと思った

・夕飯をとる時間を気を付けるようにした

 

フェーズ③では、とりあえず悩むことをやめた。

部屋をふと見回してみると、ずっと寝てた生活なので、汚い。

床を掃除して、シーツをかえて、シンクも片付け、ゴミ袋の口を縛った。

ゴミの日を思い出すことで、曜日感覚を取り戻した。

睡眠の記録も取り始めた。表計算ソフトに日付と数字を打ち込むだけ。

そうすると数日経って分かったのが、

夕飯を食べてから10時間後くらいに、目が覚めるという傾向だった。

たとえば18時に食事をしたとして、21時に寝ても、

4時とか5時にお腹が空いておきてしまうのだった。

だから21時に食事をとれば、7時に起きることができる、という塩梅。

睡眠には様々なファクターがあって、お風呂とか、寝る何時間前に・・・。

そういうのをひとつずつ確認していく感じ。

 

 

半月経って、何をしてきたかをフェーズごとにまとめると、

①:考えず、寝る。

②:考えず、食べる。

③:焦り、そしてまだ決めないこと。

④:掃除をする。記録・計画する。

 

人によって、何を優先してやらきゃいけないかはわからないし、

回復が早いのか遅いのかわからない。

ただ、ここまでくることができました。

 

 

 

 

睡眠のことを考えるまでが長かったような・・・。

でもこの睡眠ってやつが難しいんだよねえ。

 

 

 

とここまでが半月でございました。