黙劇プレゼンツ

ちょっぴりをたっぷり。

2018-11-23から1日間の記事一覧

また煙草が吸いたくなった・斗掻ウカ 解説「缶をあけるとき」

つかみどころがない。まるで煙のように、ゆらゆらと。 読後、ほんのりと残り香を漂わせて、この作品は僕のみぞおちの浅い部分にしっとりとした淡い熱を落としていった。 缶をあけるとき。というタイトルは、言い得て妙だ。はじめに「缶」という文字を見たと…